今年、2019.2.1(株)ドンキホーテホールディングスは、(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスに商号が変わった。
1989年に総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」をオープン以来30年。今年1月、ユニーが加わり総合小売りグループとなった。昨年までユニー株40%出資にとどまっていたが、今年1月60%取得が完了し完全子会社化した。これにより、あちこちのアピタ・ピアゴの一部店舗がダブルネーム業態転換店舗として次々とリニューアルされている。
ユニー(アピタ)は何十年も変わらなかった。“お菓子”の品揃えひとつとっても、もう、ず~~っと同じ品揃えだった。そんな高い果物、誰が買うのか...という値段だった。買う人がいないから鮮度が落ちて安くする。折にふれて変化は必要だったかも。ドンキにならずにすんだかも...
ということで...MEGAドンキのオープンに足を運んでみた。
MEGAドンキって何?驚安って何?食品の質は大丈夫なの?
し~~~ずかなオープンでした...😌 平日の朝8時オープン!SNS上も無風状態...😦 ほぼほぼオープンについて誰の呟きもなく...新聞をとらない家庭が増えるなか、何をもってオープンを知るのだろう... 皮膚の日か~
駐車場もすっからかん。まるで通常の開店でした...😅 オープンだからって何かやる風でもなく...客は数十人といったところでしょうか。さすがに早朝すぎますかね。レジ係も3人。
※午後には駐車場もいっぱいになり大盛況のようでした。
並ぶこともなく静かにオープン。ドンキと云えばPOP祭り。
今までのアピタにはない吊り広告などで華やかな店内。ただ、どこの新興住宅地も今や老人やシニア世代が多い。この感じが落ち着かないと感じる人もいると思う。
MEGAドンキというネーミングから、食品の品質は大丈夫だろうか...と心配していた人もいるかもしれない。が、これはアピタだ!お肉のブランドなどもそのまま。お菓子売り場の品揃えまで、ほぼ同じだ。特に安くもなっていないと言いますか...😅
生活雑貨が上の階に移動したため、広くなった分、取扱い商品数は増えました。
お肉などの大容量パックだけは安い!小分けに冷凍して使うと節約にはなるだろうけど...子どもが成長して、ふたり暮らしや、ひとり暮らし世帯が多いだけに、どうなんだろう...
冷凍食品・アイスは縦型専用ケースになり種類も増え値段も安くなった。これは嬉しい。
折角のリニューアル...お惣菜は一新した方が良かった。もう何年もず~~っと同じ。変わらないことを是とするユニーさんだけど、変化がないと購買意欲につながらない...😟
イオン各務原店にある手作り家庭料理のお惣菜店『咲菜』ここのお惣菜は本当に美味しい。薄味なのにコクがある。日替わり弁当には温かい玄米・十穀米・白米を入れてくれる。
そんな中、一つだけ目をひく変化が。それは、ホルモン。いろんな部位が売っている。
これからの季節、ホルモン鍋にハチノスやセンマイを入れて...💛
お魚・野菜売り場は変化なし。鮮魚店に入ってほしかったな。キャスタヨシヅヤみたいに。
いっぽう、お酒売り場はかなり広く、価格も安いと思います。赤霧島紙パックが1,780円は結構安い。キリン淡麗350mlが1本115.8円というのも安いです。お酒はドンキ担当なのかな...
食品売り場がアピタ+衣料品・雑貨がドンキ=MEGAドンキ
下の階が食品と専門店、要するにアピタ。(専門店も変わらない...)上の階が衣料・宝飾・家電・日用雑貨、要するにドンキ。
上の階は以前のアピタの状況が思い出せないほど一変しました!
以前のアピタのどこの部分を歩いているのか...こんなに広かったっけ?という印象です。スペースの使い方しだいで、こんなにも変わるものなのか...すごいですね。
驚安は、やっぱりドンキ。
例えば、BVDの男性肌着が2枚入り55%オフとか...アピタでは考えられなかった。おもちゃも30%~50%オフが当たり前のような値段。若い家族層で賑わうかもしれませんね。
ただ、日用雑貨の中にはドラッグストアの方が安い商品もあります。
シニア層にとってはアピタの衣料品の方が良かったかな。ちゃんとした洋服売り場がない。
ドンキと云えばPOP。
ドラッグストアなどで花粉症のシーズンになると薬を案内するPOPを読んで買うことがあった。ドンキのPOPはドンキ文字と呼ばれる独特の書体で、正直...読まない。読めない。商品のまわりにギラギラしていて以前のように、ゆっくり商品に目がいかないことに気づく。本来のPOPの役目は優しく案内する感じだったはず。あれはPOPではなく派手な装飾品😞
辛口でごめんなさい...POPは、これ!というものだけに貼った方が売れるよ👍
リニューアルの勢いが凄くて、近所の3店舗がMEGAドンキとなる。正直、この感じは1店舗で充分。落ち着いてお買い物がしたい...
さて、オープンしたてのMEGAドンキはレジがなかなか進まない。
週末ともなるとリニューアルで閉店中の買い物客までが訪れ、てんやわんやの状態が続く。
電子マネーや専用クレジットカード、アプリクーポンなど、お年寄りには理解しづらいものが多い。スマホを取り出し、ああでもない...こうでもない...と始まると、数十分待つことに。今だけだと思うので、早く落ち着くといいですね。チャージに現金出してキャッシュレス...😩
やっぱり、野菜・果物は採れたて新鮮で値段も安い“ぎふ清流里山公園の青空市場”や“湯の華市場”で週末にまとめて買うことにしました。岐阜県は頑張ってる。
あと、イオンモールのわくわく広場...ここの地元野菜は採れ立て新鮮で、しかも安い!全国各地のこだわりの食材・お惣菜・パンなど楽しみがいっぱいです。
MEGAドンキの問題点
上の階の自動扉の出入口が一つ完全に塞がれていた...安全面でどうなのだろう。ここのアピタには、上の階に2つの大きな自動扉の出入り口があった。その一方が完全に塞がれて壁になっていたのだ。広いフロアの出入り口が1つだけとなった。
以前のアピタであれば通路も広く見渡せた。が、ドンキは違う。高い商品棚や見通しのきかない通路、あちこちに飾られたPOPで、どこに出入り口があるのかわからない。
戦略的に出入り口を潰したのかもしれないけど、客の安全が第一であってほしかった。
追記:新型コロナウイルスの感染が広がるなか、MEGAドンキの閉め切った感はどうなのだろう...空気の流れがない。以前は自動扉も開放してあり空気の流れがあった。(追記ここまで) 追記:自動扉を開放しました!今は空気の流れがあります。良かった良かった...
あとは...ゲームセンターかな。かなりの広さをとってある。深夜0時までやっているとなると行く子は行く。夏になるとPTAの夜回りの問題とかきっと出てくるかな。
以上、MEGAドンキ オープンレポートでした...
(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの株価はというと...
2011年8月から現在までのチャートです。昨年11月に高値1,950円ををつけて、今年に入って1,600円~1,800円台を推移しています。
追記:2020年1月末に発生した新型コロナウイルス、多くの銘柄が大幅下落するなかスーパーは買いだめなどの影響でむしろ上昇傾向にあります。4月7日現在:2,008円
追記:オープンから1ヶ月半。レジも落ち着きを見せています。食品の価格はというと...元のアピタに戻り高いな~という印象です。