今日8月4日午後2時過ぎ、大阪府が新型コロナに効く薬を発表する...と。会見で吉村知事が発表した薬とは...ポビドンヨード(例:イソジン)👀
吉村知事は『嘘みたいなホントの話で...』と切り出した。
✅実はこのポビドン...すでにウイルスに効果があるとして使っている方多いかと思います。私も帰宅後の最初の手洗いは...ポビドンハンドウォッシュを使用しています。
新型コロナウイルス不活化試験エタノール50%1分不活化?界面活性剤 2020.4.26
この記事の『持病リスク家庭 我が家の消毒方法』で記しています。
イソジンでの『うがい』もしてはいますが頻度はかなり少ないです。よほど喉に違和感がある時くらい。なぜかなら...消毒・殺菌力が強いので常在菌を死滅させる可能性があるから。
確か...この記事の最後に経済産業省の不活化試験の表がありますが、ヨウ素系消毒液については抗ウイルス効果には〇があります。あえて試験をしない理由は主に医療用のため検証せずとしています。まぁ、今回はうがい薬ですが...
あと、現在のコロナ禍で歯医者さんでは処置前にイソジンによる30秒のうがいを促されます。歯科医への感染防止には一時的な効果はあると思います。
参照:2020.7.9デュークシンガポール国立大学抗ウイルス効果
ヨシダ製薬 消毒薬感受性について
※一般家庭においては...石鹸手洗いと水うがいで十分 ポビドンは基本医療用
✅大阪府の宿泊療養施設で療養患者41人を対象に『ポビドンヨード』を成分とするうがい薬で1日4回のうがいを実施(起床時・昼食前・夕食前・就寝前)したところ、4日間で唾液ウイルス陽性頻度が9.5%にまで低下した。
※既存薬剤による重症化抑制効果をみる大阪はびきの医療センターによる観察研究
☑追記:この会見に同席した松山晃文医師は翌日のテレビ番組で、ポビドンうがいと比較したのは『普通のうがい』ではなく、『何もしない』人との比較であったことを明かした。『うがいを絶対しないでください...とも言っていません』と。また、“何もしない群16名”と“ポビドンうがい群25名”の振り分けについても本当は25名ずつにしたかったが、感染が拡大してきたため出来なかった...と、かなりアバウトな観察研究の背景が伺えた。(追記ここまで)
この図を見て、私はむしろ青い普通のうがいでも日を追うごとに陽性率が下がってきていることに注目。👀 これ...軽症の場合、着実に自然治癒に向かうことを意味するのでは...?
青い普通のうがい群の1日目の値...すでに68.8%の人だけが陽性?では、残りの3割の人は、『うがい』を始めて1日目ですでに陰性?。。
この観察研究...うがいを始めたタイミングは41人みんな同じなのかなぁ?現在、検査をしてもらえない人がたくさんいて、入所するタイミングは発症からかなり後だったりする。そもそも減少する時期の方が多くいたとか...😷発症から何日目から『うがい』を開始したのか。
なぜなら...口の中(舌の上)にウイルスが多くいるのは理解できますが、体の中の細胞で増殖したウイルスは『うがい』では死滅しないはずなのに4日目に10人のうち9人が陰性化するというのは素人でも信じがたい...うがいで陰性化。。
この会見を受けて...2269明治ホールディングスの株価が一時8,990円まで急騰した。
そして...薬売り場からイソジンうがい薬が消えた!👀
北里研の花王に特化した不活化試験に似てなくもない...😷 儲かる花王と明治...
ただ、お年寄りが売り場に殺到していました。当然、この会見を一部始終見ていない人たち。予防として、やたらイソジンうがいをするご老人が増えるのは確かです。
常在菌を死滅させやしないか...
こういうことらしいです。気を付けましょう。
『ポビドンヨード』による“うがい”医師の解説:堀向健太